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後宮に蝶は舞いて~Everlasting love~第二部
第11章 祈り
 ですからと、雪鈴は清明の額に滲んだ汗を甲斐甲斐しく布で拭いた。



「ですから、必ず無事にお産は終わります。今はお辛いでしょうけど、赤ちゃんも頑張っています。清明さまも耐えて下さい」



 コンは二人の側を離れ、汲んできた水を鉄鍋に入れて炉に掛けている。



 その傍らで雪鈴は裂いた敷き布の余りを更に何枚にも引き裂き、即席の手巾を拵えていた。いよいよ赤ン坊が生まれるときに備えてだ。
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