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ガトーフレーズ
第13章 kouign amann
それは、閑静な住宅街に佇む、瀟洒なマンションだった。

ポケットの中で繋いでいた手に、鍵の感触が伝わってきた。

「誕生日プレゼント二つ目だよ」

「…ほんとに?……俊太の部屋なの?」

「うん。借りたてほやほやのマイスイートホーム」

「……びっくりしたけど、すごく嬉しい! ほんとに今日は魔法にかけられてるみたい! ありがとう」




大きなソファを中心に、シンプルでセンスのいい家具が配置された素敵な部屋は、ほのかにカラメルの香りがした。

「引っ越し大変だったでしょ」
だって、ここ何日か一緒にいたのに、全然わからなかったもの……。

「すげー大変だったー。あとでご褒美もらうから覚悟しといてね」

ただでさえドキドキしているのに、追い討ちの流し目で言う俊太の頬をぎゅーっと挟んで仕返しする。

俊太は、妖艶に笑って言った。

「何してんの? 襲うよ」
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