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ガトーフレーズ
第6章 Opéra
「すげー嬉しいです! 俺の話覚えててくれて、誕生日に莉乃さんと一緒にここに来れるなんて……」


カランコロン……
ドアを押し、陽光の差し込む居心地のいいテラスでケーキを食べた。

筆で掃いたような白い雲があるだけの青空が眩しくて、カフェを囲む草花が眩しくて、おいしそうに大切そうにケーキを味わう俊太が眩しくて、
ものすごくおいしかったケーキはなんだったのか忘れてしまったけれど、あの時の嬉しくて、楽しい気持ちは今でも鮮やかに甦る。

「いつか、こんな店を、莉乃さんと一緒に作れたらいいな」

照れ屋な俊太の、真っ直ぐな目と言葉が胸にぐっと飛び込む。

「作ろう、俊太。あたし、俊太のそばにずっといるから」


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