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第7章 nougat

「出てきていいわよ」

莉乃がクローゼットから出ると、なにもつけていない美しい肢体を隠そうともせず、奥様は微笑んだ。

そして、莉乃の顎を持ち、耳に唇が触れそうな近さで囁く。

「髪が艶々して柔らかいのね。肌もきめ細やかで真っ白でとっても綺麗。
あの人はどうやって触るの？
どうやって舐めるの？
この細い腰が砕けそうに突くの？」

「……っ……」

両手首をつかまれて、ゆっくりと乳房を揉みしだかれる。
首を横に振って抵抗しても、ブラジャーをたくしあげられ、
弾みがついて揺れた胸があらわになり堪らず身をよじった。