この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ママ活
第1章 社長が昔のママだった──case1.明咲──
「佐和子さんって、あの佐和子さんですよね?……宮田さん、あの時のこと、まだ誤解されているんですか?僕はこんなに宮田さんだけを愛しているのに」
食いつき気味に発言した抄の頭に、宮田の細い指が被さる。
「いや、それだけじゃない」
「じゃあ、何故です。あちこちで遊ばれていた頃、佐和子さんと贔屓のキャストが被られていたこと、今も宮田さんを寂しがらせてるんですか?!」
「違う。オレは君を愛してから、誓って他の人間には関心が向かなくなったし、明咲ちゃんともキスはしていない。胸は触ったが、見てもいない。抄より可愛い人はいないからね」
明咲は、宮田と抄の痴話喧嘩が収まるのを待った。
抄は宮田の愛人だ。そうなる以前、この青年は、女性客をターゲットとした風俗店に勤務していて、佐和子ともそこで関係を持っている。
明るい茶髪に健康的な白い肌、自身の愛らしさを自覚している仕草や言動が板についた抄は、なるほど、その器量で二人の大人を張り合わせていたのだろう。最終的には店を辞めて、宮田の独占下に落ち着いた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


