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プレイボーイの憂鬱
第2章 サイテー
あれから俺は何かというと加奈ちゃんにご褒美を
おねだりすることにした。
真っ赤な顔をして小さく微笑み
触れるか触れないかぐらいの
加奈ちゃんの頬のキスに
俺はすっかり虜になっていた。

そんな俺を悪友たちは面白がって
からかってくるけど
俺はとにかく毎日が楽しい。

加奈ちゃんとランチして
たまにの日曜日には映画も行く。


「吉岡先輩。私とばかり遊んでますが
綺麗なおねぇさんとはやっぱり夜にあってるんですか?」

会ってねーよ。

「私とあそび終わった頃、オトナの時間ですか?」

んなもんねーよ。

「遊びすぎですよ!」

だから遊んでねーって・・・

「昨日抱いたおねぇさんの名前言えますか?」

だからそんな女いねーって・・・




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