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プレイボーイの憂鬱
第3章 古いピアス
俺に一言投げつけた加奈は、俺が何を言っても返事もせず
服を着てそっと部屋を出ていった。

ゆっくりゆっくり築いてきた加奈と俺の関係は
たった1時間で崩れ去った。

自分の行動が許せなくて
自分の行動に吐き気がする。

下着を着けただけの俺は
スマホを操作して加奈への接触を試みたけど
電源は落とされたままだった。


それから加奈は・・・
本当に巧妙に俺をすり抜け
俺のいる場所が分かるんじゃないかと思うほど
鉢合わせしないように俺から逃げ続けた。

そんな追いかけっこが2週間も続けば
いい加減に疲れてきた。

謝ろうにも
俺への接触を一切断ち切って
謝らせてくれない彼女を
もう諦めろと心の中のオレが言う。

女なんか・・・
女なんか、他にもいるじゃないかと
心の中のオレが言う。

そんな俺を見かねた友人らに
久しぶりの飲みに無理やり連れて行かれた。




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