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禁愛
第7章 切恋
亨サイド…

栞奈と連絡を取らなくなってどのくらい経ったのだろう…

一日が長すぎて良く分からなくなる。

この日も普通に出勤し、開店の準備をした。

亨はインテリアショップのオーナーだ。

1年半くらい前…会社を辞め、この店をオープンさせた。

仕事は、割と順調だった。

亨の店は二階建てだが、そんなに広くない店だったけど

オシャレなインテリアで若い女性に人気があった。


亨は、接客するという気になれなかったが、

若い男性がベッドを見ているので、声を掛けた。

この男性が栞奈の夫ともしらず、

夫婦で来て居るというが奥さんの姿が見えなかった。

「値段交渉も出来ますので、気に入った商品がありましたら、
 声かけて下さい」

優と色々話、自分がこの店のオーナーだと告げると

「若いのに凄いな」

っと感心していた。

その時、優が自分の後ろの方を見て手を挙げた。

振り返ってみると…そこには栞奈が居た。

正直、かなり驚いた。

栞奈もかなり驚いてる様子だった。

亨は、今接客していた奥さんが栞奈だったとすぐに分かった。

『なんで?なんでここに居るんだ…しかも旦那と一緒…』

「奥さまですか?」

分かり切った質問をすると、優は、嬉しそうにそうだと返事をした。

『なんで、こんな分かりきった事を俺は聞くんだ…』

栞奈は旦那の後ろを俺の顔を見ないように俯いて前を横切った。

もう、気持ちは抑えられず、栞奈の腕を掴む。

優を見ると、こっちの様子は全く気にしていない様子。

久しぶりにふれる栞奈の腕…。亨はこの場で抱きしめたくなった。

優に気づかれないよう、栞奈に話かけるが、栞奈は何も言わない。

その時旦那が話しかけてきた。

普通に接客をする…複雑な気持ちでいっぱいだった。

少しして栞奈の具合が悪いと店を出る。

その前に二人になれた。

久しぶりの栞奈の唇…亨はこのまま離したくなかったが

優が栞奈を呼ぶ声が聞こえ、二人は店を後にした。

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