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第14章 展開

手紙の中身は…

美和だった…。

(今晩、家に来てください…待っています)

「どうしてここが分かったの？」

「調べたんだろう…栞奈…行く必要ない…準備出来たら行こう…」

亨は栞奈のバックを持ち強引に部屋から栞奈を出した。

車の中でも、栞奈は考える…

『いったい何がしたいの？何を話すの？』

そんな様子を見た亨は、

「栞奈…栞奈が行きたいなら俺は止めないよ…でも俺も一緒に行く」

「うん…」

悩んだ末…栞奈は家に行くことにした。

夜まで亨の家で過ごすことにする…。

亨の家についても栞奈は落ち着かなかった。

体は震え、不安な顔をしている、そんな姿を亨は見て

栞奈の体を力いっぱい抱きしめ

「大丈夫…俺が居るから…大丈夫だよ…」

っとずっと背中を擦っていた。

何も食べず会話も少なく夜を待った。