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疼く…
第3章 第3幕 麻以の名のもとに
夕食は和食、刺身や塩焼き 酢の物 潮汁 など。私にはお茶 彼には燗酒が用意されていた。
誰が作ったのだろう?あのドライバーさん?


お風呂に入ったせいか、美味しく食が進んだ。
性の話から外れた たわいのないテレビ番組の話や幼い頃の遊びや はたまた方言なんかの話をしてひとしきり笑ってくつろいだ。


『麻以』

バスローブのままで悪かったね。今夜はバスローブで眠るわけにはいかないから いい子にしたら このネグリジェと下着を渡そうね。

彼はそう言った。


何かが起きる、抗うことの出来ない、 私にとって未知の何かが始まる、って…

身体が震えた。

そして また 魔法にかかった…

耳元で囁く声…『さあ、脱いでごらん』
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