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第10章 試練 2

『可愛いね、麻以(の嘘)。』

御主人様は麻以に微笑んだ。

『嬉しいです！御主人様ぁ〜』

……………………………

突然！それはやって来た！

筋肉隆々のボディビルダーの激しく動く胸筋のように。

ビリビリッ ビクビクッ
ビ、ビビ−ーーーッ！

繰り返し襲う 恐ろしい痛み！

『ギ、ギャー！！！！！痛ーーーい』

『ゥギャー！ギャー！ぁガガガガ…嫌ーーーッ！』

故意にのけ反らせて拘束された身体はビクとも動けない。しかし 身体のあちこちは強電流によって機械的にうごめく、しかも勢いよく。

電流はランダムにあちらこちらに流された。リズミカルではないので、必ずどこかで強くうごめく。至る所で休みなく…


失神寸前だった。

中電流に変わり 失神寸前の麻以は息をあげて 目を見開いていた。


ひとつ、電流が追加された…クリトリス…
別の機械に接続されたリモコンは御主人様の手に渡された。

『麻以、うるさいね。それに下品だよ。』

御主人様の言葉に麻以は深く落ち込んだ…が…そんな間もなく−−−−。

再び 強電流！！！

『ぅギャー！』『ガっガっガっガぁ、あーーーっ！』


『嫌−−−ッ！やめてぇ−ッ！』