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疼く…
第13章 第8幕 宴のあとに
麻以は朱い首輪をつけてください と 懇願した。


ナイトガウンの麻以は、やはり、御主人様のお傍に居る時は リードで繋がれた首輪を纏った姿で居たいのだ。

『ここにおいで(笑)』

『クゥ〜ン』

首輪をつけて ガウンを脱ぎ捨て 御主人様に甘えた。

膝の上に甘えもたれると、無性に 御主人様の まだ見ぬぺニスをしゃぶりたい衝動に駆られた。

『欲しい…』

『欲しい…ですぅ…』

『御主人様ぁ…』


『次回。』

それ以上 ねだることは許されなかった…



御主人様と麻以は 散歩に出た。

外では 首輪だけ。リードはない。

四足で歩かせることはしない。靴を履いて、のびのびと遊ばせてくれた。

ブランコに揺れたり、露天風呂の湯をバシャバシャと掛け合ったり、芝生の上を転がった。


切り株を椅子代わりに腰掛け、甘いミルクコーヒーのパックにストローを挿した。

『お腹すいた…』
呟いた

ミルクコーヒーは とても優しい甘さで 空腹の麻以には嬉しい味わいだった。


『部屋に戻るよ』

『はい、御主人様』
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