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第5章 社長の変貌

一方ここみは美穂の稼ぎのお蔭で、一流の講師によるレッスンが続いていた・・・

そしてある日、社長である隆に社長室に呼ばれた・・・

「ここみちゃん、頑張っているみたいだね」

「はい！一生懸命やっています！💛」

「ここみは今年で５年生だよね？」

「はい！💛こんど５年生になります！💛」

「少しは大人っぽくなったみたいだね・・・身長も伸びたし・・・」

「そ、そんことはないかもです・・・エヘッ💛」

「ここみちゃん・・・実は、新しいドラマの話があるんだけどね・・・ちょっと問題があるんだよ」

「問題？問題ってなんですか？💛」

「うん、今度の新しいドラマの主役はキムタクでね、その娘役とういう大役なんだけどね・・・」

「うそーーーーーっ！💛キムタクさんの娘役ですか？すごーい！💛ここみ、やりたいです！！💛」

「うん、僕もここみちゃんを推薦したいんだけど・・・」

「なにか問題があるんですね？💛」

「そうなんだよ・・・でも、言い難いんだよね・・・」

ここみは隆の神妙な表情にただ事ではないと、子供ながら感じとった・・・

「やっぱ、言い難いんだよね・・・ここみちゃんに嫌われたく無いし・・・」

「福山さん！ここみ、平気です！💛お話、ちゃんと聞きますから、言ってください！💛」

「実は・・・そのドラマのスポンサーの社長さんがね、ロリコン社長って言われていてね・・・」

「えっ！？・・・ロリコン社長・・・ですか・・・💛」

「うん、そうなんだよ・・・意味わかるよね？」

「はい・・・なんとなく・・・💛」

「この業界ってさ、表は派手で艶やかなんだけど、裏の世界もあってね・・・」

「裏の世界？💛」