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第1章 性玩具にされた純潔の被害者

｢貴様…｣

男はソファーから立ち上がる。

部屋の明かりは常夜灯とテレビのみでやや青暗い。

｢大和撫子だろうがっ｣

男は潔く明日にしろと言う意味で発した言葉だと思われる。

｢しょうがねぇアマだな」
「明日、処女膜破ってからの褒美はいらねぇつーんだな？｣

｢はい…｣

女子生徒の涙目はキラキラと美しく悲しく輝く。

｢司法取引だ。電話を許可するが条件がある。まずは電話は一言だけだ。そして生涯、俺の性奴隷になると宣誓してもらおう」
「明日なら５秒だ。どうする？｣

男には例外に対して、こだわりがある。イレギュラーなのか。

『明日になったら…お母さん、きっと寝こんじゃう』

女子生徒は母親のことだけを考えていた。