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かわいいイルカのカイルくんがお前を消す方法
第2章 第2話 宇宙イルカのカイルくんのエッチな穴
「あはぁカイルくんの背中の肌すべすべだぁ~、体毛一つなくてまるで女の子の背中みたいだぁ~」
「きゅうきゅう、ご主人様モテないからってホモに走るのはよくないです。早いところ童貞を捨てて勇気を持つべきです」
「そんなこと言われたってなぁ。この前の一件のせいで秋岡さんも口聞いてくれないし」

 月曜日の朝から布団にうつ伏せに寝て少年ジャンプを読んでいるカイルくんの背中に頬ずりをしていると、男の娘だが別に同性愛者という訳ではないらしいカイルくんは顔色一つ変えずに早く童貞を捨てろと促してきた。

「そんなこと言ってご主人様ゲーム同好会のオタサーの姫のおっぱいに夢中じゃないですか。顔はいまいちですけどあのFカップは揉んでみたいのでしょう?」
「何でそんなこと知ってるの!? いやまあそうだけど、俺ゲーム同好会入ってる割に普段ソシャゲしかやってないんだよな。春見さんが今更遊んでるゲームボーイアドバンスのソフトなんて全くやったことないし……」
「きゅうきゅう、ここだけの情報ですがオタサーの姫の春見さんは中古ショップでゲームボーイアドバンスのソフトをよく買うけど攻略本が高くて買えないそうですよ。特別に宇宙宅配便でフィナーレファンタジアタクティクスの攻略本を取り寄せたのでこれをプレゼントしてみたらどうですか?」
「宇宙人って何でもありだな。よし分かった、カイルくんのご厚意に甘えて春見さんにこの攻略本をプレゼントしてみるよ。なるほど、確か彼女はマサムネソードを欲しがってたな……」

 カイルくんは宇宙宅配便で取り寄せていたらしい攻略本「フィナーレファンタジアタクティクス大全」を俺の目の前に実体化させ、今日の夕方は1週間ぶりにゲーム同好会の集まりがあるので俺はそこでこの攻略本を春見さんにプレゼントすることにした。

 しかし……
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