この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
絶対に許さないからね
第9章 赤いリボン



 いても立ってもいられなくなって、
わたしは家を出て駅に向かった。
一泊の温泉旅行から、詩子がもうすぐ帰ってくる。
わたしは中毒患者のように、詩子に餓えている。
丸一日以上も詩子に会えていないのだ。
禁断症状で幻覚を見てしまいそう。

 冗談はさておき。
さすがのわたしも、
そこまで子離れできていないことはない。
まあ少しくらいは、
一瞬でもはやくぎゅうっと抱き締めて、
つむじのあたりをくんくんしたい衝動がないこともないけど。
詩子のほうがよっぽど親離れしてるぞ、
なんて銀ちゃんに言われたことなんかないし。

 母と一緒に駅で下りて、
あとは車で家まで送り届けるよ、
と兄に提案されていたのだけど、
それだと遠回りだし、
まあちょっと寄っていけよ、
と兄が引き留めようとするのは目に見えている。
そうなると、一時間は帰ってくるのが遅くなる。
詩子は電車に慣れているし、
乗り換えの駅で母がちゃんと見てくれていれば、
途中から詩子ひとりでも、なにも問題ないはずだ。
/189ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ