この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私の心は濡れる。
第1章 狂気と狂喜
【 大丈夫 】



「大丈夫?」

なんて、聞かないで。

「大丈夫です。」

としか、答えない。

「大丈夫?」なんて、聞きたくない。

大丈夫じゃないに決まってる。

だから私は泣いている。

心の中で泣いている。

誰にも見せたくないから、泣いている。

誰かに見せたくて、泣いている。

「大丈夫?」

だから私に聞かないで。

答えは一つに決まってる。

「大丈夫です。」

答えた私にあなたが言う。

「ダメだな。」

驚く私にあなたは言う。

「本当に大丈夫なやつは、『なにが?』なんだよ。」

私は泣いた。

初めて泣いた。

嬉しくて泣いた。

私はあなたを好きになって良かった。

今はただ、あなたの言葉の温もりを感じてたい。

いつかあなたの体の温もりを感じたい。

決して叶わぬ、辛い恋。
/6ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ