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つんでれ彼氏、つんでれえっち。
第3章 特別に、なりたい。
洗面所で口を濯ぎ顔を洗う。
タオルで顔を拭いていると、
ふわっと何かが掛けられた。

むぎゅーっ

いつもの、タバコと香水の匂い。

「…ごめん」

「…ゆゆ?」

「ごめんな…」


不安と恐怖と羞恥が
好き、で包まれた。

「…私なら、平気だよ。
ゆゆのが、大きかったから…
口が、びっくりしちゃった。」

「…ははっ、なんだよそれ…」

毛布ごと、私を振り向かせ
髪の毛をさわさわと撫でてくれた。
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