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第1章 親の再婚

「ねぇ、カノン。紹介したい人がいるの。」




お母さんがケーキを片手に、帰ってくるなりそう言った。




「え？どういうこと？」




話が全然わからない。




「実はね、一緒に来てるんだけど…。入って来て！」



「お邪魔します。カノンちゃん、急にゴメンね」




そう言いながら、男の人が3人入ってきた。




「え？え？え？」



パニックを起こしてるとお母さんが




「紹介します♪お母さんがお付き合いしているセイジさんと、その息子さんのタカヤ君とアキト君よ。カノンのお誕生日をお祝いにきてくれたの。」




「え、えー！！！」