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第2章 本当のはじまり

さすがにあの量は1日では終わらず、明日以降も放課後のりぃちゃんの課題お手伝い会は続くことになった。
とはいえ、りぃちゃんは学校が遠いし、私は部活だしなかなか集まるのは難しい。

お風呂上がりのお部屋でぼんやりと考えていると携帯が鳴った。

from 敦

今日、麻友と初めて手をつないじゃった。
どきどきしたけど、温かかったよ。
明日からもまた、手をつないでいいかな？

「ひゃ…」
思わず顔を赤らめる。
返信は…

もちろんいいよ！
敦大好き！

やっと、恋人らしくなったと思う。