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略奪者 人妻連続強姦殺人鬼
第1章 プロローグ 劣情
しかし、それは単なる願望だった。昨年まで。
高校生になり、恋人ができるようになり、
いくつかの出会いを通じて結婚。
可愛い子どもを授かるに至り、若い頃にもっていた願望を
現実にするなんて意志はなりを潜め、
せいぜいが人妻レイプもののAVを見る程度となっていた。
それがである。結婚15年目、43歳を迎えた昨年、
男は妻と息子を一度に失ったのだ。
事故だった。
息子を塾へと送る妻の車に、
信号無視の暴走車が側面から衝突し、
妻と息子の乗った車は激しく横転のうえ炎上、
私は2人の遺体さえ見れずに終わった。
全てを失った私に残されたのは、
とてつもない大金だった。
暴走車を運転していたのは、
80代の大会社のオーナーだった。
裁判に向け、被害者との和解を済ませたい。
そういうことだろうか。
男の前に現れた相手の長男と弁護士が、
途方もない金額を提示してきたのだ。
会社を辞めてしまい、
妻と息子の思い出が溢れる家を出て、
小さなマンションに引っ越し、
独りぼっちになった。
そんな男にむらむらと沸き上がったのは、
かつての願望だった。
妻子を失った。父母は随分前に他界した。
失うもののない現在、
人妻の身体を貪り、貞操を奪いたい。
弄び、犯し、奪い去りたい。
男は暴走し始めた。
妄想を実現するために。
高校生になり、恋人ができるようになり、
いくつかの出会いを通じて結婚。
可愛い子どもを授かるに至り、若い頃にもっていた願望を
現実にするなんて意志はなりを潜め、
せいぜいが人妻レイプもののAVを見る程度となっていた。
それがである。結婚15年目、43歳を迎えた昨年、
男は妻と息子を一度に失ったのだ。
事故だった。
息子を塾へと送る妻の車に、
信号無視の暴走車が側面から衝突し、
妻と息子の乗った車は激しく横転のうえ炎上、
私は2人の遺体さえ見れずに終わった。
全てを失った私に残されたのは、
とてつもない大金だった。
暴走車を運転していたのは、
80代の大会社のオーナーだった。
裁判に向け、被害者との和解を済ませたい。
そういうことだろうか。
男の前に現れた相手の長男と弁護士が、
途方もない金額を提示してきたのだ。
会社を辞めてしまい、
妻と息子の思い出が溢れる家を出て、
小さなマンションに引っ越し、
独りぼっちになった。
そんな男にむらむらと沸き上がったのは、
かつての願望だった。
妻子を失った。父母は随分前に他界した。
失うもののない現在、
人妻の身体を貪り、貞操を奪いたい。
弄び、犯し、奪い去りたい。
男は暴走し始めた。
妄想を実現するために。