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家庭教師のさよ子先生 誘惑のノースリーブ
第4章 あきとくんの中学受験 A2 水の中に棒を入れてみよう!
「いじめられたっていうか……今日プール掃除に行ってきたんですけど、同じクラスの友達がひどいことをするんです。お前本当にチンチン付いてんのかよって言ってぼくのズボンを集団で脱がせて、すぐに先生が見つけて怒ってくれたんですけどすごく悔しくて……」
「まあっ、何てひどいことをするの! 先生が叱ってくれてよかったね、でもあきとくんは傷ついたよね。ちょっとおっぱい触る?」
「いきなり何言うんですか先生! そ、そんなことよりお昼ご飯食べてから授業お願いします。ぼくは頑張って南東寺中学に受かっていじめっ子を見返します!!」
「うんうん、その意気だよー。私は学校までは付いて行けないけどいつだってあきとくんの味方だからね」

 あきとくんは身長の低さのせいで学校で意地悪な同級生にいじめられても勉強で見返してやるという根性を持っていて、私は彼の男気に惚れ惚れしつつも心の中でいじめっ子に対する強い怒りを感じました。

 今日のあきとくんはお母さんが事前に作っておいてくれたお昼ご飯を私と食べてからお勉強することになっていて、あきとくんはランドセルを片付けるとサンドイッチとルイボスティーをてきぱきと冷蔵庫から2人分取り出してくれました。
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