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君とメメント・モリ
第9章 クリスマスの朝、再び抱き合って
「あの人とあなたはどういう関係ですか」

「死神と、死神と人間の架け橋をする者です」

岸辺は言ってにっこり笑った。
「やあ、ここにいたか」

岸辺は言って、首をかしげている凛を背に靴を脱いでサッサとリビングへと入って行くと、サイズの合わないスエットを着て立ち尽くす男を、眩しそうな顔で見上げた。
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