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君とメメント・モリ
第4章 侵入者
警官は確認するように、男と凛を交互に指さしたあと、さらにつづけた。

「お二人は一緒にいて、酒を飲んで前後が分からなくなった、といったところなんじゃないですか」

「だって私、あの人のこと何も知らないんですよ」

「名前も知らない行きずりの相手と、なんてどこにでもある話ですよ」
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