この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
青い果実
第3章 誘い

トオルはまだ25歳なのだ。
セックスの関係があるのは、今付き合っている彼女だけだろう。

25歳と言う若さで、人生たったひとりだけしか女性を知らなかったとしたらどうだろう。
男として、一生後悔するのではないだろうか。

私にも、その気持ちが痛い程理解できた。
私だって、誠一だけしか男性を知らなかったとしたら、後悔したに違いない。

もっといろんな人と恋愛したいと思うのが普通ではないだろうか。
ましてや、トオルの様な男は恋愛しないと死んでしまうような気がしたのだ。

トオルも私も恋愛体質だと言える。
とても、惚れっぽいのだ。

「トオルくんのその気持ち、良くわかるわ…」
「美都、分かってくれる?」

「ええ、理解できるわ…」
「だったら、俺と付き合ってよ…」

私は少し迷ったがこう答えた。

「いいわ、でも、私には夫がいることを忘れないでね…」
「分かってる、俺にも彼女がいるから…」

「なら、いいわ…」
「じゃ、美都、期間限定で付き合おう…」

期間限定?
始めは意味が良く分からないでいた。

「期間限定ってどういう意味?」
「俺が、結婚するその時までの間だけ付き合ってほしいんだ…」

/80ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ