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青い果実
第4章 居酒屋

「私、ビールが苦手で飲めないのよ…」
「そうなの?苦いのが苦手?」

「そんな、感じかしら…」

それを、聞くとトオルは自分の生ビールと私の冷酒を頼んでくれた。
暫くすると、生ビールと冷酒が運ばれてきた。

トオルが私のおちょこのグラスに冷酒を注いでくれた。
お互いグラスを傾けて“チン”と鳴らすと今日の出会いに乾杯した。

「あぁ、美味しいわ…」
「美都は本当にビールが飲めないんだね?」

「ええ、飲めないの…だから日本酒なのよ…」

トオルはそれを聞くと笑うのだった。

「さ、何食べる?」
「そうね、お刺身とか煮魚とか食べたいわ…」

「じゃ、刺身の盛り合わせに、煮魚頼もうか?」
「ええ、そうしてくれる?」

トオルはまた店員を呼び、オーダーしてくれた。
この時、アルコールが入ると何となく緊張が解けていくように感じたのだ。

運ばれてきたお刺身や煮魚を食べながら、私たちはお喋りをした。
流石に、魚料理を提供している居酒屋だけに刺身や煮魚は最高に美味しかった。

暫く、私たちは飲みながら話をしていた。
すると、トオルが自分の家族の話をし始めたのだ。

私は、その話に耳を傾けた。

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