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第14章 喧嘩〜陽菜がいないあいだ〜要編

陽菜のやつ…
あんな事で怒りやがって…

陽菜が家を飛び出して
いったあと、要は一人呟く…

時間が経つにつれ…
だんだんとイライラとしてきて…

一瞬ある事が頭をよぎり、躊躇したが…
気をとりなおし、
陽菜の実家に電話をかけてみる…


プルプルプル…
カチャ…

『はい、もしもし、立川でございます。』

『もしもし…あの、要です。
ご無沙汰しています。

あの、陽菜のやつ
そっちに帰っていませんか？』