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エリート妻色情飼育
第114章 第二十章 不条理なシーン
「さ、悟さん・・・」
裕子の声が震えている。

幸造と抱き合いながら見つめる恋人の痴態に、興奮が再び沸き上がってくる。
三年間、思い続けた男が早苗とセックスをしている。

裕子は決心するように頷いた。
そのまま幸造を見上げ、口元を綻ばせた。

「んむぅ・・ぐぅ・・・」
スキンヘッドを引き寄せ、強引に舌をねじ込んでいく。

「おほぉ・・・おぉ・・んんん・・・」
男は戸惑いながらも舌を絡ませる。

「社長ぉ・・幸造様ぁ・・・」
早苗を真似て男を呼ぶ。

恋人を奪われた嫉妬心が何かを掻き立てるのだ。

今、四人は「秘密の部屋」にいる。
超キングサイズのベッドは、二組のペアが同時にプレイしても十分すぎるほどの広さだった。

「おおぉ・・・い、伊藤さん・・・」
「いやっ・・裕子って・・呼んで・・・」

ワザと悟と早苗に聞こえるように言った。
二人に見せつけるのだ。
悟の父と愛し合うシーンを。

「ゆ、裕子っ・・おおおぉ・・・」
「あふぅ・・嬉しい、幸造様ぁ・・・」

二人は恋人同士のように名前を呼び合い、激しく舌を絡ませていく。

幸造も息子の視線を感じながらも、最高に淫靡で不条理な快楽に身をまかせていくのであった。

「秘密の部屋」での昼下がり。
四人は新たなステージの興奮に酔いしれるのであった。
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