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第197章 第三十九章 　最後の仕上げ

「あぁっ・・はぁっ・・はぅっ・・・」
痛みが薄れ、別の切ない感情に変わる。

「あぁっー・・あっあっあっ・・・」
背中をのけ反らせ、大きな声を出した。

「はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・・」
悟の荒い息が気持ち良い。

「あっあっ・・あっあっあっ・・・」
貫く動きのまま、声が漏れる。

「んふふふ・・・」
裕子が笑みを浮かべ春香を見た。

もう大丈夫だという視線に春香も頷いた。
痛みが快感に変わろうしている。

「気持ちいい、ボウヤ・・・？」
頬にキスした後、熱く囁いている。

「ああぁ・・い・・いいぃ・・・」
涙目で裕子に声を返していく。

「おおぉ・・凄い締め付けだぁ・・・」
悟の腰の動きも早くなっている。

「頑張って、あなたぁ・・・」
春香は夫の身体の下に潜り込み、乳首に舌を這わせる。

「いいっいいっ・・気持ちいいっ・・・」
四つ足で身体を支える両腕が震えている。


「いい子ね、ボウヤ・・・」
裕子も興奮しているのか男の顔にキスの雨を降らせる。

「誓いなさい・・奴隷になると・・・」
洗脳の仕上げを進めていく。

「悟様・・御主人様と呼びなさい・・・」
克己の首を手に取り、ゆっくりと振り向かせる。

「か、克己ぃ・・・」
「あああぁ・・・・」

声を絞り出す悟が堪らなく愛おしいと思った。
自然と言葉が克己の口から放たれていくのだった。