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エリート妻色情飼育
第218章 第四部 ウェディングドレス 第十章 記念写真
軽井沢の教会。
幸造と早苗の「結婚の誓い」が行われている。

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春香結婚十二か月目「軽井沢の教会」 
20●3年9月20日 AM 11:00


「汝は一生、
この女を妻として愛する事を誓いますか?」

聖職者の服を身にまとった神父が柔和な笑みを浮かべ、おごそかに尋ねる。

「誓います・・・」
花婿が真剣な表情で答える。

「汝は一生、
この男を夫として愛する事を誓いますか?」

「誓います・・・」

上気した頬で花嫁が答える。

「病める時も苦しい時も
二人は姦淫を犯す事も無く、
一生を添い遂げる事を誓いますか?」

【誓います・・・】
二人の声が重なる。

幸造と早苗は見つめ合いながら笑みを浮かべた。
早苗の指にリングを通すと、誓いのキスをする。

触れただけのキスなのに、早苗には人生で最も興奮した瞬間だった。
三十年近く思い続けた男と結ばれる幸せを噛みしめている。

男も年齢を感じさせない若さ溢れる「想い人」を前にして、震えるほどの感動を覚えていた。

教会の扉をくぐると、悟達が待ち構えていた。

春香と克己の井上夫妻。
そして、悟と裕子がいる。

幸造と早苗の結婚式は身内だけでひっそりと行われた。

早苗と幸造の両親は早くから亡くなっていて、兄弟もいない二人には親戚らしい人は少なかった。

早苗は役所の届だけで良いと言うのを、幸造が記念にと軽井沢で結婚式を挙げたのだ。
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