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エリート妻色情飼育
第219章 第十一章 悟と裕子の結婚式
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「はいっ・・お疲れ様です・・・」
男の声が微笑んだ二人に向かって投げられた。

悟は裕子の手を取り、スタジオの隅で待つ二組のカップルに向かって歩いていく。
幸造と早苗、そして克己と春香が嬉しそうに迎える。

「とっても奇麗よ、裕子ちゃん・・・」
早苗が裕子の頬にキスをする。

「本当、綺麗・・おネェ様・・・」
春香も反対側の頬に唇を当てる。

二人とも裕子と同じウェディングドレスを着ている。
幸造と克己も悟と同じ白いタキシード姿だ。

幸造と早苗の結婚式の後。
三組の夫婦は記念写真を撮影したところだった。

嬉しいサプライズに裕子と春香は喜んだ。
とりわけ結婚してから一年になる春香は、再びウェディングドレスを着られたことに大はしゃぎした。

克己の腕を取り満面の笑みを浮かべてカメラに向かう。
克己も妻の美しさを再認識するのだった。

「それじゃあ、別荘に帰ろうか・・・?」
幸造の声に五人が頷いた。

借り切った高級別荘は豪華で大きかった。
一旦、荷物を置いた六人は美しい庭園や広いリビングを思い、胸を弾ませた。

とりわけリビングは吹抜けていて、数多くの客室がある二階に繋がり気持ちの良い空間だった。

大ぶりのソファが設置され、毛足の長い絨毯がベッドとしても使えるほどフカフカだった。

男達の口元が淫靡に歪む。
その使い方を想像したからだった。

女達の頬も赤く染まり、これから始まる淫靡な饗宴に胸をときめかせるのだった。
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