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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第21章 倉敷美観地区
更に…地酒を…飲んでしまったんだけど…。
ぶらぶらと…ライトアップされた
美観地区を夜風に当たりながら
倉敷ロイヤルアートホテルまで戻って来て。
『バーあるんで行きますか?』
クラシカルレトロな雰囲気のホテルの
地下1階にあるバーも、
雰囲気のある…落ち着いたバーで。
カクテルとチョコレートとナッツを
お願いして…お酒…結構…飲んじゃったな
って思いながら…カクテルを頂いて。
「ちょっと、酔っちゃった…かも…」
『いいじゃないですか、酔っちゃっても
明日は帰るだけですし。それに
もう今日は…後は寝るだけ…ですしね?』
その”寝るだけ”の言い方が
ちょっと…えっちと言うか…
含みのある…”寝るだけ”のニュアンスで。
バーでカクテルを頂いた後は、
9階にある客室に戻って来る。
お風呂のお湯張りをする時に
気が付いたんだけど、
フロントにお願いすると
バスエッセンスが貰えるみたいで。
旦那さんが連絡してくれて
お部屋にバスエッセンスを
届けて貰って。お湯張りをしてる
湯船に貰ったバスエッセンスを入れた。
普通のホテルの浴槽だから、
ジェットバスとかじゃないし
お湯張りしてる段階で入れると
お湯の圧で香りがバスルームに広がる。
『あっちで…待ちませんか?
それ勝手に止まるタイプじゃないですか』
一定の量のお湯が入れば
勝手にお湯が止まる水栓だから
お風呂が溢れる心配もない。
一緒にソファで寛いで
待ちましょうよと旦那さんが言って来て。
そう誘って来る声も…甘い感じで。
これ…ソファでイチャイチャしてたら
お風呂の前にえっちが、始まる
感じなんじゃ…ないかな?って
そんな風にも思えるんだけど…。
『巴…一緒にソファでゆっくり
寛いでテレビ観ましょうよ』
お部屋の明かりはついてるんだけど
こう…ちょっと…暗めな感じで。
えっちな事するには…明るいんだけど
こう……いい感じには…暗くて。
テレビを観てる旦那さんの隣に
ちょっとだけ距離を置いて座ったら
こっちの腰を抱くみたいに手を回して来て。
ちょっとだけ離して座った距離は
座って1分もしない内に
0の距離にされてしまったんだけど。