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第1章 一

　元々はこんなに激しいものではなかった。なんなら１か月に1回のペースでしていたぐらいだ。それが、殆ど毎日のペースでするようになったのは、ある人物の影響が大きいだろう。


「環(たまき)、見た？由香のイクところ」

「あっ、はぁっ、はあっ♡」


　ふたりとも果てて、ベッドに寝そべっていると、旺がある人物に質問する。その人物は寝室の隅にある一人掛けのソファに座っていたが、旺から質問されると立ち上がり、ベッドへ近づいてきた。


「見た…けど、もっと気持ちよくなれるよね？」

「あ♡んうっ…」

　そしてそのまま由香へ口づけた。

「んうっ、んうぅぅぅ～…」

　口内を下で犯され、由香はぼうっとする。しかし、その気持ちよさに次第と気持ちよくなり、

「あっ、ふうっ♡ああっ♡」

　口の端から涎を垂らしながら、環の首に両手でしがみついた。

「ほら、由香ちゃん見て。俺のパンパンだよ」

「あっ、んうっ♡」

「欲しいよね？」

「んっ♡」

　口付けながら環から質問されると、由香は何度も頷く。

「２本目、いただきますしようね？」

「ひっ、あっ、あぁぁぁん♡」

　四つん這いにされ、後ろから熱い肉棒を打ち込まれると、由香はシーツを両手で握りしめた。