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第5章 情欲に呑まれる

胡蝶の腕を掴む玄武の手が強くなった。

「ダメ…ダメです玄武様…。」

「ダメじゃ無いよ。胡蝶。」






顔を背けようとする胡蝶を、玄武は許さなかった。

胡蝶を自分の方に抱き、顔を掴んで音羽と勃起している自分のモノを見せつける。






音羽はクスッと笑って、唇を開けると、玄武のモノを口に含んだ。

「っ……。」

玄武の声が小さい漏れると、含んだモノを喉を使って大きく口の中で上下させる。







「……………。」

じゅぼじゅぼっと水音と共に音羽の口が鳴るのを、胡蝶は顔を紅潮させながら見入っていた。







「はぁ……音羽…気持ちいいよ……。」

聞いた事も無い玄武の声に、思わず彼の顔を見た。

彼の顔も紅潮していて、快楽に歪んでいてた。






その顔を見た時に、胡蝶のお腹の奥がズキリと痛んだ。

音羽の唇の動きに合わせて、玄武の息も荒くなっていく。

玄武に触れている素肌が、彼の体が熱くなっている事を教えてくれた。







玄武のモノを口から出すと、レローッと音羽は根本から先端まで固いソレを舐め上げた。

「っはっ…！」

ビクッと玄武の肩が跳ねて、流石に声が出てしまった様だ。








「……触ってみる？」

音羽は釘付けになっている胡蝶に、玄武のモノを向けた。

「いえっ！大丈夫です！！」

ハッと気が付いた胡蝶は慌てて首を振った。







「…2人で咥えられたら、それだけで出ちゃうよ…。」

玄武は少し恥ずかしそうに、胡蝶の体を離した。

そして音羽を抱き締める。






「今度は胡蝶に、女人の気持ちいい所を教えてあげる。」

音羽の体を見せびらかす様に玄武は言った。

そして首筋から愛撫を始める。