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先生♡ロリコンになってください♪
第1章 告白のち・・・大荒れ
☆☆☆
そもそも、小太郎先生には彼女はいない。
これは調査済みである。放課後、先生が来るまで校門で張り、家まで尾行をすること1週間。全く女の気配はなかった。

「ストーカーじゃん」
ボカ!いたいけな乙女に言葉の暴力をしてきた秋良に、ささやかな身体的罰を加える。

問題は・・・どうやって、先生をロリコンに洗脳するかだな・・・。

「秋良・・・あんた男でしょ?ロリコンってどういう気持?」
「知るか!」
ちっ!使えねーなーこいつ。

いや、待てよ?そもそも小学校の教師を選んでいる時点で子供が好きなわけだし、あの年で彼女がいないということは・・・。

「先生は・・・すでにロリコン?」
「期待薄っ!」
すぐに突っ込んでくる失礼なやつに、チョップをかます。

んなわけないか・・・。まあ、あったら嬉しいだけだけど。あの返事からして、ないだろうな・・・。

「愛里沙が魅力ないって可能性はないのか?」
あまりにも酷い精神的虐待に思わずチョークスリーパーが発動してしまう。本日二度目の『落ち』の危機を彼がかろうじて脱することができたのは、私の優しさだと感謝して欲しい。

やっぱり『既にロリコン説』はないわね。ないない。
私は頭をフル回転させた。

こうして私と秋良は、チームを組むことになる。
作戦名は「小太郎先生ロリコン化計画」

際限なく引き気味の顔をしている秋良だったが、心のなかでは私に賛同していると信じている。いや、してなくても協力させる自信がある。

頑張ろう!おー!!
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