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Lの劣情
第1章 2024年6月吉日
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 そんなアイ先輩の舌先の愛撫はまさに女同士の、そしてホンモノであろうビアンならではの、いや、もしかしたら、こうしたストッキング直穿き舐めプレイ等々も既に経験済みなのであろうか…
 堪らない快感を生んできていた。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「はぁぁ、みっききれいよ、美味しいわぁ…」

「あぁん、や、ん、は、恥ずかしぃ…」

 もちろん演技の抗いの言葉ではあるのだが、いや、むしろ彼女からの…
『きれいよ』『美味しいわぁ』
 等々の言葉からは、やはり、こんな変態嗜好なプレイを経験しているのだろうと、わたしは快感に喘ぎながら感じていた。

 それに、アイ先輩のストッキング越しでの愛撫が、舌先の強弱が…
 素晴らしく快感を生むテクニックといえたのである。

 一口にストッキング越しのオーラルな愛撫は意外に難しいらしい…
 上手にストッキングのナイロン繊維のザラザラ感による快感をうまくわたしのアソコ、つまりはヒダやクリトリスに伝えるというテクニックが必要なのだ。

 ただ一概に、がむしゃらに舐めればいい訳では無いのであるが…
 このアイ先輩の舌先の愛撫の動きや、唾液をうまく潤滑油として利用をし、ナイロン繊維のザラザラ感を快感に活かすというワザも重要なのである。

 だが、まさに、それが…

「はぁん、あん、やん、あ、アイ先輩ぁい、あ、あぁぁ…」
 抜群なのだ。

 舌先をたっぷりと濡らしながら、上手にナイロン繊維を通しクリトリスを弄り、責める…
 これが強過ぎると痛くなってしまうし、弱過ぎでもダメなのである。

 え、あ、もしかしたら、アイ先輩もストッキング直穿きの愛撫を受けた経験があるのかもしれない…

 わたしは喘ぎながらそんな想いを考えているや否や…

「はぁっうっ、っくうぅぅ…」
 そのクリトリスを重点的に舐め弄ってきて…
 わたしは瞬く間に絶頂感を迎えてしまったのである。

「…っくうぅぅ…………」

 そんな快感の喘ぎを叫び…
 全身をプルプルと快感に震わせ…
 仰け反りながらイッてしまったのだ。

 そしてその絶頂感は本当に約二カ月振りの快感、絶頂感であった…

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「………っくうぅぅ、はぁ、んん、あ、ああ、アイ先輩ぁい……」

 だが、彼女はまだまだ許してはくれなかった…



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