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貴方色
第1章 本音
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「はぁ…。」
黒子っちは、大きく溜息をつき静かに寄ってきた。
「く、黒子…っち…?」
目の前には、黒子っちの綺麗な瞳がある。
その瞳に吸い込まれそう…。
グラリと視界が揺れる。
あ…、直ぐ近くに黒子っちの顔が…。
「!?んん!!」
気がついたら、黒子っちに胸ぐらを掴まれて唇を重ねていた。
な、何やって⁉
「んん‼くろっ…あ…ん…‼」
黒子っちの名前を呼ぼうと開いた口に、ヌルリと黒子っちの舌が入ってくる。
黒子っち…!!
やめっ…!!
(やめないで…。)
…え⁇
(もっと…もっと‼)
そんな事考えてない!!
「…っぷはぁ。」
そんな俺の葛藤に気がついたのか、黒子っちが突然唇を離した。
黒子っちは、少し上気した頬以外は、すこしも変わらず、同じように俺を見つめる。
あ、いや。凄く情熱的な瞳をしている。
「黄瀬君。…余所見しないで下さい。」
そういうと、再び唇を重ねてきた。
しかも、最初から、舌もいれて…。
ヌルヌルと、口の中を黒子っちの舌が動き回る。
上顎を舐められ、歯列をなぞられ…。
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