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執事の育成⁈
第5章 主人格淳
淳、目を開ける…。

淳『わわわわわっ…お嬢様、どうしてっ
こっ、こっ、 こんな近くに…‼︎』

記憶がない淳は、私との距離の
近さに驚き、慌てふためく…。

菜摘『そ…それはっ…///』

淳『しかも、顔が赤いっ。
熱でもあるんじゃ…』
貴方が突然キスなんかするから
なんて…いえないし…

何も知らない淳は
私のおでこに…なんの躊躇もなく
手を触れる…

私の顔はさっきのキスを
思い出し…さらに赤くなる…

淳『やっ、やっぱり熱いかも。
お嬢様早く病院に‼︎』

そういって淳は、私の手を引いて
急いで室内を
出て行こうとする…

菜摘『待って淳。
これは、ち、違うの、
落ちついて。』

すごい力…
引き戻せない…

淳『だ、だって…顔が、あ、赤いし
熱いし…熱があるとしかっ…』

菜摘『私は、大丈夫。いいから
一旦 落ちついて。』

やっとのことで、淳を制止させた後、
淳をソファーに誘導し、自分の隣に
座らせる。
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