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第6章 掛け。

夜。
淳にこれからの事を一通り説明し、
食事や入浴を済ませ
淳を隣の空いている部屋に案内した後
部屋のベッドに横になる。

目を閉じて数分…
カチャ…ドアが開く音がする…

『誰？』

身体を起こしたところで
突然後ろから、口を塞がれる。

『んんん…。』
口を塞がれた手を引き離そうと
するけれど…びくともしない。
同時に声を出そうとしても
口を塞がれているせいでうまく言葉に
ならない…。