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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第17章 家族旅行(3)

もう誰にも頼れない……。
お父さんにも、大翔お兄ちゃんにも、真人お兄ちゃんにも……。
私はロビーのソファーで小さくうずくまって、時間が過ぎるのを待った。もうあの部屋に戻りたくない。
「……さま、お客様、起きてください」
私はいつの間にか寝ていたみたいで、スタッフの女の人に声をかけられた。
「お客様、すみません。ロビーで寝られては困ります」
「……あっ、すみません……」
私はキョロキョロして、ソファーから立ちあがる。今何時なのかケータイで確認すると、まだ三時だった。
「お客様、もしかして部屋に入れないのですか? カードキーが部屋の中とか?」
「あっ……」
「それでしたら、部屋の番号を教えてくだされば開けますよ」
「……すみません、いいです!」
私はその場から走り出した。階段上って、廊下を走って、また階段上って……結局夜を過ごすスペースなんてどこにもなくて、お父さんたちがいる部屋の前まで戻ってきてしまった。
この中に入りたくない……。
私はキョロキョロして、ちょっと凹みがある部分に身を隠した。
ここで朝まで過ごそう……。
お父さんにも、大翔お兄ちゃんにも、真人お兄ちゃんにも……。
私はロビーのソファーで小さくうずくまって、時間が過ぎるのを待った。もうあの部屋に戻りたくない。
「……さま、お客様、起きてください」
私はいつの間にか寝ていたみたいで、スタッフの女の人に声をかけられた。
「お客様、すみません。ロビーで寝られては困ります」
「……あっ、すみません……」
私はキョロキョロして、ソファーから立ちあがる。今何時なのかケータイで確認すると、まだ三時だった。
「お客様、もしかして部屋に入れないのですか? カードキーが部屋の中とか?」
「あっ……」
「それでしたら、部屋の番号を教えてくだされば開けますよ」
「……すみません、いいです!」
私はその場から走り出した。階段上って、廊下を走って、また階段上って……結局夜を過ごすスペースなんてどこにもなくて、お父さんたちがいる部屋の前まで戻ってきてしまった。
この中に入りたくない……。
私はキョロキョロして、ちょっと凹みがある部分に身を隠した。
ここで朝まで過ごそう……。

