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第30章 ７月２７日　妊活３日目

一応…排卵日の翌日までが
妊娠しやすい期間だから、
その翌日も…子作りえっちをして。

私達夫婦の…初めての妊活は
一応…２９日で一旦終わったんだけど、
終わったけど…その後も毎日夫婦で
いつも通りにセックスしてたから。

後から…妊活って言っても別に
ハーブティーとかもその前から
準備として飲んでたから…
いつも通りだったんじゃって…
後から振り返って思ったんだけど…。

旦那さんが毎日私の体調に
変化は無いかって確認して来て。
辛かったら休んでくださいねと
言って夕飯の支度とかも
早めに帰って来れる様に…
調整して貰うんでと言っていて。

まだ妊娠したかどうかも
分からない内から…私の
１２歳年下の旦那さんはあれこれと
私が妊娠した時のフォローを
考えてくれているみたいで。

「大丈夫…だよ、港斗…
うちの実家が歩いて１０分も
掛からない距離にあるんだから。
本当につわりでしんどくて
何も出来ないってなったら
実家にフォローして貰える距離だから」

と…私が言うと…それを
旦那さんはすっかり忘れたみたいで
まだ妊娠してないのに
その辺りの調整を…、
両方の勤務先にして貰う気で居たみたい。

『でも巴もしんどかったら無理しないで
職場に時短勤務の申請して下さいね？』

そう言えば…ラッシュを避けるために
時差出勤ができたりとか、
健診の為の…休みとかを
取れたりする職場もあるみたいだけど。

旦那さんはいつも一緒に行きたい
って言ってるから健診は
受けるとしたら土曜日になりそう。

次の生理が始まる予定の日が
妊娠検査薬で検査が出来る日で、
８月の１１日が楽しみだねって
そんな話を夫婦でしていた。

その…８月１１日を私は
憂鬱な気分で迎える事になるんだけど。


ーーー
ーー
ー

『巴。今度の週末にでも
鬼滅の刃観に行きませんか？
別の映画でも良いですけど』

なんて旦那さんが言って来たのは
７月の月末の話で。鬼滅の刃は…
なんか色々と刺激が…強そうな
感じな気もするけど…。
別に４DXとかじゃないなら…
観れない事もないかって
思ったりとかしながら。