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第37章 番外編　その２　『私』の誕生日

後トレンドアイテムとして、
ボウタイのブラウスがいいみたいで。

ボウタイのブラウスだったら
昔昔に買ったのが
実家の押し入れにあるし
ドット柄のスカートも
昔昔のやつがあるから…。

今度…実家に取りに行こうって
そんな事を内心考えつつ。

明日からの旅行の荷造りをして。

下に降りると、片付けを終えた
旦那さんがソファで寛いでいて。
私の分のコーヒーも一緒に
淹れてくれている最中で。

まだ妊娠が確定したって
わけじゃないけど…、
カフェインちょっと控え目に
した方が良いかなって…思って。

サーバーのお湯で割って
アメリカンな感じにして飲んでる。

去年のお誕生日に
旦那さんに貰ったプレゼントの
お財布は…ちゃんと
ありがたく使わせて貰っていて。

旅行は…そうなんだけど…、
私は旅行だけで十分なんだけど…。
何か…品物も…プレゼントとして
用意してくれてるのかも？って
ちょっと思ったりしつつ。

ソファで隣に座って
コーヒーを飲んでいる
旦那さんの横顔を眺めていた。

その後はいつも通りに
一緒にお風呂に入って、
歯磨きをして顔にシートパックを
乗せながら髪の毛を乾かして。

サーバーのお水を飲んで
水分補給をして、
おトイレを済ませた。

一緒に手を繋いで
旦那さんと２階の
主寝室に向かう。

「ねぇ、港斗は…荷物の
準備はもう出来てるの？」

『僕は…そんな荷物ないんで、
巴が明日の朝に化粧してる
間にでも…準備しますから』

お盆を過ぎて…ちょっと…
夏の終わりな感じを感じる様に
なって来たにはなって来たけど。

まだまだ暑い日が続いてる感じで
旦那さんは真夏と一緒の恰好だし。
そんなに荷物らしい荷物も
無いと言えば…無いんだろうけど。

ベッドの中で…旦那さんと
イチャイチャしてキスしてると…
自然に…えっちする…流れになって。

ベッドの上で…お互い裸になって
肌と肌をくっつけて抱き合う。

旦那さんも…意識してくれてる
みたいで…まったりした感じの…
激しい感じじゃない夫婦の時間を
最近は…楽しんでる…。

抱き合ってると…特別何か
してるわけじゃないけど…。