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池袋ウエストゲート・ラブホテル〜追われる美女の事情(わけ)
第3章 美しき娼婦の誘惑
「もしかして、わたしみたいな女が嫌いとか?」
「もしもそうなら、ここでこうしてきみと一緒にいないよ」
「だったら……せめて、口でしてあげましょうか」

 ……正直に言ったほうがよさそうだ。なぜミカを抱かないのかを。なぜその気にならないのかを。

「ミカさん。怒らないで聞いてほしい」
「なんですか」
「きみを抱く気にならないんだ」
「はっ? なんで……でも」
「EDじゃない。セックスは好きだよ」
「じ、じゃあなんで」
「きみのような美人はそそらないんだ」
「は……っ?」

 心外な面持ちの美女へさらに説明する。

「きみはとても綺麗な女性だ。若いし美しい。セックスにも貪欲だ。自分に自信があって、そういう自分に満ち足りている。僕はそう感じた」
「だから? それがなんですか?」

 怒ってはいないが納得している顔ではない。

「完璧な女はそそらない。隙が無いとね。人形を抱いている気分になるんだよ」
「ふうん。なんだかわからないけれど。助けてもらったしお金ももらったから、お返しをしないと気が済まないというか」

 お返しなどいらないと言いかけ、そこで思い出した。

「キスなら。キスをしようか」
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