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脳内ショートストーリー
第1章 【佐伯莉子と西くん〜大学生の恋〜】

肩で息をしながらおちんちんを抜いた
大量に吐き出された精子で垂れ下がるコンドーム
取り外して見せてきた
「凄いね、さっき出したばっかなのに」
「莉子のナカ、ヤバ過ぎて…」
起き上がり、頭ポンポン……
「卒業おめでとう、陽平…」
「うん、ありがとう、莉子…」
事後のイチャイチャも欠かせないよね
今度は騎乗位で骨抜きにしてやろ…とか
企んでたり企んでなかったり?
その後も陽平とはずっと付き合ってる
大学内でも推しのカップル…と呼ばれるほどだ
だって、私の方がべた惚れだってバレバレだもん
「栄えある1位、ミスグランプリは…!!2年生の佐伯莉子さんです!!」
いつの間にかエントリーされていて、
急に出てくれと懇願された私は
グランプリを獲ってしまう
ま、これも実力?なんてね……
ドレスアップしたまま、舞台を降りて
陽平の元に駆け寄って行くの
こういうの大の苦手だってわかってる
でもさ、この喜びを誰に伝えたいですかって
聞かれたら、ねぇ……
良いじゃん、皆が居る前でも
陽平に抱き着いちゃうよ
「凄いね、莉子、グランプリ…!」
なんだ、嫌がってるかと思いきや興奮して
泣きそうになってる
目立つ事に耐性ついちゃったか
皆にこの人が彼氏ですって見せつけれたかなぁ?
「ちょ、莉子、めっちゃ見られてるよ…」
「良いじゃん、ダメ?」
「ダメじゃないけど……」
「一瞬だけ…」
そう言って本当に一瞬だけのチュッ……
大歓声に包まれてかなり盛り上がったね
次の日からは誰もが私をミスグランプリだ…と振り返る
そんな私の隣にはいつも、優しい笑顔の彼
堂々と手を繋げるのが幸せ……
「お腹すいた?何か食べてく?」
そう聞いてくるから背伸びして耳元で囁いてあげるの
「先に陽平、食べたい」
まだ耳まで真っ赤になる彼は
大胆な私にだけ耐性がついてないみたい———
〈Fin〉

