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美味しいサンドイッチの作り方
第23章 6日目 かりきのドームシティ
わくわくしながら
シートに座ってシートベルトを締めると。
ここで…VRゴーグルを装着する。
全員のロケットへの乗り込みが
完了すると、カウントダウンが始まって。
「な、なんか、どきどきしちゃうね…」
『なんだよ、なゆ。ビビッてんのかよ?』
『ここまで本格的だと、緊張しちゃいそうだね』
私が緊張してると思ったみたいで、
右手を光が左手を翔がぎゅっと
握ってくれて。手を繋いでくれる。
ゴゴゴゴゴゴっと…
私達が座っているシートが
カウントが減るにつれて
強く振動し始めて。
カウントが0になると、
ロケットが発射されて。
景色が凄い高速で流れて行って。
ロケットから見る打ち上げの時の
景色ってこんな感じなのかなって。
あっという間に…雲の上に出て…
そこから更に上空に上って行く。
アナウンスで今地上何メートルに
居るのかを教えてくれて。
まもなく高度100キロメートル
大気圏に突入するとアナウンスがある。
翔が大気圏は対流圏、成層圏、
中間圏、熱圏、外気圏に分かれていて
外気圏は高度500キロメートル
ぐらいまで続いてるんだって教えてくれて。
実はどこからが宇宙って言う
明確な区切りはないみたいで。
大気がほとんどなくなる
高度100キロメートル以上を
宇宙って言う感じにしてあるみたい。
私達が乗ったスペースシャトルは
宇宙空間を…移動していて。
窓の外には凄い沢山の
星が見えて居る。
「わぁあ、凄いねぇ…、
こんなにも…星が沢山ある」
『VRだから自分が見たい方向を
自由に見られるのがいいね』
しばらく宇宙空間を飛行後は
月に着陸をして、ミッションを
開始しますとアナウンスが入って。
スぺ―シャトルのドアが開くと
そこは…クレーターがある
月面の景色が広がっていて。
「凄い…月面だ!アメリカの国旗があるよ」
『月面のアメリカ国旗って言えば
多分アポロ11号の国旗を
みんな想像すると思うんだけど…、
11号が月面に立てた国旗は
今は倒れちゃってるんだよね…』
『え?それマ?』
『そう、それに月面にある
アメリカ国旗は1本じゃないんだよね』

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