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第23章 ６日目　かりきのドームシティ

大体の施設は……夏休み期間は
２１時３０分までの営業だけど、
ボーリング場だけ…は別の
営業形態で２３時３０分まで
やってるみたいだから。

シティパスもまだ有効なので、
ボーリングかビリヤードを
してから帰ろうかって
翔が私と光がしょんぼりしてるから
そう提案してくれて。

ボーリング…１ゲームしてから
帰る感じになって、
ボーリング…してるんだけど。

光は上手いんだろうなって思ってたけど
翔は…ボーリングは得意って言ってて
２人とも…上手すぎて。私は
お恥ずかしい感じの結果になってしまった。

かりきのドームシティの
閉園後までフルで遊んで。
朝に通って来た遊歩道を通って
またドームシティ前駅に戻って来て。

ちょっと時間をずらしたから
帰りの電車とかも…混雑なく
利用することが出来て。

ゆっくり座れるし
慌てないから
各駅に乗って帰ろうかって
翔が言ったから。
各駅停車の電車に乗って
きらめき市まで帰る事にして。

３人で…空いてた席に３人で
並んで座って電車に揺られてたんだけど、
気が付いたら……両サイドから
私の肩に…２人がもたれ掛かって来てて。

私も…沢山遊んではしゃいでたから
疲れちゃって…知らない内に
寝ちゃってたんだけど、
スマホ弄ってた翔が
きらめき市駅に着く時間に
アラーム掛けてくれてたから。

乗り過ごさずに…電車から
降りることが出来たんだけど。

今夜は……臨海地区の近くにある
光と翔の叔父さんである
樹さんの所有しているお家の
倉庫の２階を改装して作った
屋根裏部屋に泊まらせて貰う事になっていて。

「一回、お家に着替え取りに
寄って行かなくていいの？」

駅から樹さんの所まで行く途中で
桜坂通りは通過するから、
着替えを取りに行くのかと
光と翔に聞いてみたら、
倉庫にある洗濯機も自由に
使えるから水着と服とかも
全部洗ってしまえば…
乾燥までできるから大丈夫って
光がそう言っていて。

私達のお家のある…、
桜坂通りを…通り過ぎて行く。





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