この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀狼
第7章 還るべき地


いったい誰が傷の手当てをしてくれたのか。


「……っ」


そんなの、この男しかいない…。


何を考えているのかわからない、この男しか。




「…あなたは…何者なの?」


穴があくかと言うほどに狼の顔を見つめたセレナは、そのうち諦めて息を吐きつつ腕を下ろした。

もう一度、彼の背中に頬をつける。



何が目的なの

何故わたしを食べないの

結局なにひとつとして、あなたは答えていないじゃない…。



「獣の愛って、何なのよ……」



両手の掌を背に添わす。

毛の流れに沿って手を滑らせば、彼の身体が時折ピクリと反応した。



/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ