この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀狼
第7章 還るべき地


“ せめて自由に…駆け回らせてあげたかった ”


──広い草原を、沢山の仲間たちと一緒に。

そんな場所が本当にあるのなら。

せめて、生まれ変わった先が、あるのなら…。



「…わたしに…、願う権利なんて…ないけれど…」



喋るセレナの声量が小さくなる。

日の光を浴びた狼の毛皮に身体を包まれて心地よかった。

もう十分に眠った筈なのに、セレナはさらなる眠りに誘われてしまう。







──・・・フワッ





「──…?」



しかし眠りの世界へ身を任せようとした彼女がそっと目を開けると、そこに狼の姿はなく

人型の彼に横抱きに抱えられていた。



「……っ」

「……お前に見せてやろう」



銀狼はそう言うと、上空へ飛び上がった。




/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ