この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀狼
第13章 afterwords


ではどうするのが正解だったのでしょうか?


この物語が悲しい理由は


ここに " 悪者 " がいないことです。




生きるために人間を捕食する狼たちも

仔狼を撃った人間を殺したローも

セレナと街の人々を助けるために、狼討伐に乗り出した侯爵も

ローを撃った兵士たちも…

皆が皆、それぞれの立場で正しいことをしたまでで他の選択肢は無かったのです。


それと同じ…。

迫る危機の前では、共存などと悠長なことを言ってはいられない。

自然は大事?
動物は可愛い?

わたしたちは自然を、動物を愛しています。

でも人間である以上、彼等を傷つけないと生き残ることができない。

何も持たないわたしたちは、彼等の犠牲の上で、初めて今の生活を維持することができる。

正解のない辛さを…わたしはそこに感じてしまいます。



/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ