この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀狼
第3章 銀狼


咄嗟に草むらに身を隠す。


「──…ッ」


彼女が目にした狼は、" 普通 " ではなかった。


四メートルはあろうかという巨大な体躯。

絶壁から鋭く突き出た岩場の、その先端に佇み、まっすぐと月を臨んでいる──。

その姿はさながら一輪の白菊のようで、気品さえ漂っていた。

そして

そんな狼の身体を覆うのは、銀色の毛皮だ。



狼狽の色がセレナの顔に走り

彼女の脳裏に──ひとつの言葉が浮かび上がる。



…銀狼。




/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ